ファミコンで発売されたファイナルファンタジー3のリメイク版をクリアした。ファミコン版ではバグでレベル99にしたり、たまねぎ剣士のアイテムを増植させたりして遊んだ思い出がある。

ファイナルファンタジー3はこれまでも何度かリメイクされていた。3Dリメイクはちょっと違うなと思って敬遠していたが、今回2Dでリメイクされたので、数十年ぶりにやってみることにした。ただ、普通にやってもおもしろくないので、よく使われるジョブを使わずにクリアすることにした。

禁止ジョブ

• 戦士、白魔導士、黒魔道士
• ナイト
• 魔人、導師、魔界幻士
• 忍者、賢者

今回、魔法は特殊な例を除いて使わないことにした。使ったのは赤魔道士の時と、ミニマム、トードが必要な時だけ。例外として、武器を使うことで魔法が発動するものは使用した。

プレイ記

風のクリスタル

マイナージョブ縛りだが、最初のクリスタルではジョブの選択肢が少なく、どのジョブもそれなりに使われる。

なので、モンク、モンク、赤魔道士、赤魔道士とした。今考えたら、オール赤というのもおもしろかったかもしれない。

序盤は強い魔法も不要なので、赤魔道士で問題なく進めた。モンクは普通に強い。

火のクリスタル

ここから、ジョブに多様性ができてさまざまな選択肢が生まれる。赤魔道士1人を狩人に変更した。難易度的には学者や風水師を入れるべきだが、どちらもかなりハードモードなのでやめた。狩人は矢の消費がなくなったのでかなり強くなった。

シーフの装備が手に入った段階で、モンク1人をシーフにジョブチェンジ。

水のクリスタル

火のクリスタルから比較的すぐ水のクリスタルが手に入った。土のクリスタルのジョブと忍者、賢者は縛りで使えないため、この水のクリスタルで獲得したジョブが実質最後のジョブになる。

幻術師もおもしろそうだったが、バランスを考えてバイキング、シーフ、狩人、吟遊詩人のパーティとした。このパーティでほぼ最後まで進んだ。

クリアまで

バイキングを盾、吟遊詩人を回復専門にしてシーフと狩人で戦うスタイルは、意外にバランスがよかった。バイキング以外防御に不安があるジョブなので、バイキングが敵の攻撃を受け止めてくれるのはよかった。

ただ、終盤になると物理攻撃をしてくる敵が減ったため、バイキングの「ひきつける」がほとんど意味をなさなくなった。そのため、魔剣士や竜騎士に変更した。竜騎士、シーフ、狩人、吟遊詩人でクリアした。

感想

赤魔道士を使っていたときは魔法を使っていたが、それ以降は魔法なしで進んだので、終盤はなかなかきつかった。特に回復が吟遊詩人の唄とアイテムしかないので、全体攻撃を受けるとかなりつらかった。

バイキングは盾の役割としては活躍するが、見た目と裏腹に火力がなく、吟遊詩人も回復の唄を歌い続けるので、パーティ全体の火力がかなり弱かった。

どちらも最強の武器が属性持ちのため、モンスターによっては火力が出ず、大きな戦力にはならなかった。

ラスボスの暗闇の雲は波動砲を連発してくるので吟遊詩人の回復では追いつかず、エリクサーを使いまくって切り抜けた。クリスタルタワーのドラゴンからエリクサーを盗んで増やしておいてよかった。

風水師も試したが、熟練度が上がっても「ちけい」が強くならないので断念。難易度を上げるなら、風水師や学者を使うべきだが、さすがにそこまでマゾヒストではないのでやめた。

レベルは58ぐらい。一度48ぐらいでラストに臨んだのだが、アーリマンにボコボコにされてしまった。

モンスター図鑑はコンプリート。縛りルール上使えないがオーディンやバハムートも倒した。

全体として、バランスもきっちり調整されていて遊びやすかった。非常に満足した。