2023-01-03

寄付のWebサイトにもやもやした話。

とあるところに寄付をしたいと思った。Webから寄付ができるというので、Webサイトを訪れて「寄付」ボタンをクリックした。

寄付額を選ぶところまでは問題なかったのだが、なぜかアカウントを作らないといけないと言われた。ここで一度脱落した。なぜ寄付をするだけでアカウントを作らないといけないのではないかと。でも寄付はしたいからしょうがないかと、ぶつぶつ言いながらブラウザを開き直してアカウントを作成した。

これであとは支払い方法を選べば終わりかと思ったら、アカウント情報が不足しているので支払い方法が選べないと言われた。なぜだ。

アカウント情報の編集画面を開くと、名前や住所、電話番号、生年月日に至るまでさまざまな個人情報を入力する欄が表示された。まさか全部入力しないと寄付できないのか?と思ったら本当にできなかった。ここでもう一度脱落した。寄付するのはやめようとさえ思った。

でも、やっぱり寄付はしたい、と思い直してしぶしぶ個人情報を入力して寄付を完了させた。最悪の体験だった。

せっかくWebから寄付ができるようになっているのに、手軽さが失われていたら何の意味がない。しかも、個人情報なんて理由もないのに取得すべきではない。攻撃されて個人情報が流出するリスクは計り知れない。個人情報を流出しないようにする最大の方法は、個人情報を取得しないことだ。こんなのは常識だと思っていたが、まだまだなんだな。

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pupepa

COBOL Engineer

Objective-Cが書けるiOSエンジニアを一時休業してWebアプリケーションエンジニアに。

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