なんか以前も書いたような気がするけど、この手の話は何度も出るので何度書いてもいいだろうということで。

https://togetter.com/li/2195538

ITエンジニアのことはわかるけど、他の職種のことは伝聞でしか知らない。その前提で話すけど、IT業界の2つの特徴が関係していると思う。

1. ITの進歩は他の技術に比べて早く、過去の知識や経験が陳腐化しやすい
2. IT技術のキャッチアップやプログラミングを仕事ではなく趣味で行う人がいる

1に関して言えば、スマホが流行る前のガラケーの技術 (iモードとかiアプリとか) はほぼ使い物にならないと思うと理解しやすいだろう。2に関しては、個人でWeb開発をしたり、競プロをしたりする人が一定数いる。趣味だけど結果的に勉強になっていて、結果的に何もしない人と比べて差がついてしまう。

なので、趣味でプログラミングをしない人や、時間がなくてできない人は、別途勉強するか差がついてしまうのを受け入れるしかない。もちろん、仕事の差でカバーできることもあるだろうが、IT技術の進化の速さが、日々のキャッチアップの効果を倍増させている面がある。

これの対策は正直思いつかない。若ければ、数学やコンピュータサイエンス、アルゴリズムなど、長期にわたって使える勉強をしておけば、後で勉強する時間がなくてもなんとかなると思う。だけど、それは学生だったり、入社してまだ日が浅い人ぐらいが対象で、30歳を過ぎるとそうもいかなくなってくるので厳しい…