「定額制夫のこづかい万歳」がとても好きだ。もうすぐ最新刊が出る。
子供の教育費やローンで出費がかさむ中で、お金を節約して楽しむ姿がおもしろおかしく表現されていて感動さえ覚える。
この作品に対して否定的な感想を見てしまった。その内容は「大の大人が現状を打破しようともせず、さもしすぎる」とのことだった。あまりの視座の低さにびっくりした。
子供ができると当然ながら費用がかさむし、可処分時間も大きく削られる。休日に勉強する時間なんてなくなることがほとんどだし、体力も気力も削がれる。そんな状態で現状を打破するのは独身に比べてはるかに難易度が高い。それをさもしいと表現すること自体勘違いが甚だしい。
まさにバカの壁なんだけど、独身の人には子供を育てるということがどういうことか理解することは不可能だということだろう。子供を育てる人をもう少しリスペクトすべきだ。