安くておいしい料理を食べられる時代になった。コンビニのご飯もそれなりにおいしいし、カップラーメンやレトルト飯も昔に比べたらかなりレベルアップしていると思う。安くてもそこそこおいしいものを食べることは可能だ。
でも、そういうものを食べ続けていると、いざ本当においしいものを食べたときの振れ幅が、普段は質素なご飯を食べているときよりも小さくなる気がする。たとえば、毎日玄米を食べていると、白米を食べたときにびっくりするぐらいおいしく感じる。
また、安くておいしいものは、味が濃かったり、脂っこかったり、うま味調味料が多く使われていたりと、健康によくないことが多い。
おいしいからいい、というわけではないかもしれない。