写経をするとプログラミングができるようになるか、というのがTwitterで議論されていた。
個人的には「できるといえばできるけど、やり方による」と思う。ただコードをタイプしているだけではプログラミングの能力なんて上がらないのは明らかだ。なぜこういうコードを書いているのか、他の書き方じゃだめなのか、このコードを他に応用するならどうなるかなどを考えながら写経すると知見が深まるはずだ。
あとは、実際に写経したコードを動かしてみる。ちゃんと写せていなかったら動かないのでデバッグすることになる。何が間違ったのか、デバッグ中に変数の中身はどうなっているのかなどを確認するとよりそのコードの動作がわかるようになる。
そして、できたコードを自分なりに改造する。新しい機能を追加したり、表示を変えてみたりする。自分のコードを書くことで応用力がつく。今なら、生成AIにコードの内容を質問してもいいかもしれない。
写経は今でもプログラミングの技術を高める立派な行為だと思う。