ジャパネットたかたのテレビショッピングを見ていた。
生放送とあったがそう思えないほど、どのバイヤーの人も澱みない喋りで商品を紹介していた。あまりに流暢で本当に生放送かと疑うぐらい完成度の高いセールストークだった。
高田明社長がベガを売っていた時は、もっとナチュラルだった気がする。訛りのせいか、どこか人間味のある感じが好きだった。今は人間っぽいのだが、完璧すぎてちょっと人間味が内容に感じた。
Wikipediaを見ると、以下のように書いてあった。
社内ではテレビMCの希望者に、「完コピ」と呼ばれる試験を必ず実施。高田明をはじめ、先輩のMCが過去の放送で好評を得た商品のセールストークを間の取り方から身振り手振りまで完全に再現させる試験で、この試験に合格しない限りテレビMCを担当できない。また、テレビ・ラジオとも、評判や反応の良かったセールストークを放送が終わるたびにMC同士で共有。
これ自体を否定することではないけれど、こうやってセールストークの完成度を上げすぎたせいで、逆に機械的に感じてしまうことはないだろうか。どこか欠けているほうが人間味があっていいと思うのは自分だけだろうか。