2022-12-26

息子が車に興味があるので、時々トミカを買っている。自分も子供の頃におもちゃ売り場に行くとトミカを買ってもらっていて、そこそこの台数を持っていた。父親が車に興味があったからなのか、自分が欲しいと言い出したのかはわからないけど。

昔も今もトミカは安価なのにしっかり作られていてすごいなと感心する。スポーツカーのような (一見して) カッコいいものだけでなく、働く車や、ヘリコプターとか路面電車のような車じゃないものもあってバラエティに富んでいる。本当にタカラトミーはすごい。(株主としての発言です。100株だけど)

ただ、少し気になるところが1つだけあって、それはギミックがあるトミカが減っているように感じることだ。小さなボディでドアが開いたり、トランクが開閉したり、ボンネットが開いたりするのが大きな魅力だったのだけど、そういったギミックがないものが増えている気がしている。ドアを開いて「空を飛んだ!」みたいなことや、「ボンネットを開けてエンジンにエネルギーを注入!」みたいな遊びをよくしていたので、遊びの幅が狭くなって残念だなと個人的に思っている。

ネットで調べると、コストの問題だけじゃなくて、ドアやトランクに指を挟んで事故にならないように、ということが原因なのでは、というのも見かけた。たしかに子供の小さな指を挟んでしまうということはあるかもしれない。だが、それを言ってしまうと他のおもちゃだって怪我をする可能性はあるわけで、それでギミックが付けられないというのはちょっと納得がいかない。

子供の安全と楽しみは、前者のみが守られるべきではなくて、リスクを天秤にかけて後者も享受できるようにすべきだと思っている。安心で安全だけどつまらないものばかりで子供がちゃんと (「ちゃんと」の定義は割愛) 育つのか、と言いたい。とくに現代はリスク回避に走りすぎて、おもしろいものが減ってきていると思う。(個人の感想) リスクを受け入れることも時には必要ではないか。

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pupepa

COBOL Engineer

Objective-Cが書けるiOSエンジニアを一時休業してWebアプリケーションエンジニアに。

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