YouTubeで「起業チャレンジ！覆面ビリオネア」を見た。これはビジネスで成功した男が、正体を隠して未開の地で100ドルだけ持って90日間で100万ドルのビジネスを作るという話だ。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLgMKK0HeoFAWiK7354ESh6XaE3KGgdC2G

とてもおもしろいので内容や結果は公開されているうちに見ていただればいいのだが、気になったことだけ話したい。
(ネタバレはしていないはず)

90日という短い期間というルールがあるからか、ビジネスの立ち上げに協力してくれる人をめちゃくちゃ酷使して、しかも無償で働かせているのがすごく気になった。スタートアップというのはそういうものだ、と言われればそうなのかもしれないけど、長時間働かせたり、時には徹夜させたりするのはどうなんだろうか。この番組のルールでは、100万ドルのビジネスが作れなかった場合はチャレンジャー本人がお金を出すということになっているので、どう転んでもリターンはあるだろう。だが、実際のスタートアップの場合、失敗したら酷使されただけでまともなリターンも得られずに終わってしまうだろう。自分の意志でそれに参加するのは自由だと思うけど、半ば強制的にそういう状況になったら不幸だろうと思う。

自分の性格的には、一人、または少ない人数で無理なく安定したビジネスを展開するのが好きなのだと、あたらめて認識した。