これを読んだ感想。
内容をざっくり話すと、優秀なプログラマーに2年ぐらい自由に作らせたらすごいものを作るよね。そうやって新しいサービスやアプリケーションが生まれるよね、ということ。
自分も概ね同じようなことを持っている。1人で誰にも邪魔されず黙々と作り続けたらすごいものができる可能性はそこそこ高いと思う。大人数で作ると尖ったものはできないし、もろもろのコストがかかってしまう。
ただ、単純に開発力があるプログラマならいいというわけではないと思う。仕事で言われたことはこなせるけど、研究開発みたいに自由にやっていいとなるとできなく人は結構いる。また、全然重要でないところにコストをかけすぎて、時間が溶けていく優秀なプログラマもいる。
個人的に自由に作らせていいものを作るプログラマーは、「開発力がある」「企画力やアイデアに富んでいる」「黙々と作ることができる」の3つの能力を持っている人だと思う。そして、その3つの能力を持つプログラマーかどうかを見極めるのは簡単で「OSS活動を行っているか」だ。
OSS活動を行っている人は、自分で作りたいものを考え、作り、継続的に改善を行なっている。先ほどの能力を持っていることは間違いない。そういう人に時間とお金を与えて自由に開発させたらいいものができると思う。だが、今そういう体力がある会社が少なくなっている気がする…