2023-07-30

物語が評価されるのは物語の全貌が明らかになって最後まで理解された時だ。

物語が完結してどういうストーリーだったか、伏線や驚きがどれだけあったかみたいなことは物語をすべて知ってからだ。では、物語の序盤、中盤はどんな状態であってもいいのかというとそうではないと思う。最近の(自分が見聞きする) 物語は、伏線が多いからか序盤や中盤は何が起きているかわからないことが多く、最後に一気に回収されるパターンが多いと思う。終盤になってわけがわからなかった序盤の出来事が一気につながって「こういうことか!」みたいなことになるケースが多い。

その場合、物語の序盤と中盤は捨てられていて退屈さを感じる。退屈というよりずっと「???」という感じか。そこを越えれば面白いのかもしれないが、越えられなければそこで終了ということになる。そうじゃなくて、序盤や中盤も面白く、終盤はさらに面白い物語がベストなんだけど、それは難しいのかもしれないな。

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pupepa

COBOL Engineer

Objective-Cが書けるiOSエンジニアを一時休業してWebアプリケーションエンジニアに。

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