SNSで「デザインの敗北」が話題になっていた。
「デザインの敗北」というのは、単に使いにくいとか伝わりづらいデザインというわけではなくて、見た目をシュッとしたものにしたあまり、使いにくかったり、伝わりづらかったりするものになってしまったものを指す。
そこでよくセブンイレブンのコーヒーが槍玉に上がる。まああれは先駆けすぎたというか、予想に反して売れすぎたのが大きな問題だったと思う。コンビニのコーヒーがあれだけの速度で普及するなんてセブンイレブンも、コーヒーマシンをデザインした佐藤可士和氏も想定していなかったんじゃないだろうか。アーリーアダプターの若者がほとんど買うだけと思ったら、老若男女さまざまな人がすぐさま使ってしまったことで、使いづらいと言われてしまったのだろう。
自分はセブンイレブンのコーヒーで迷うことはなかったからかもしれないけど、その後にコンビニ各社が出したコーヒーマシンも大差なかったと思う。最初に出したから叩かれただけで、そこまで悪かったわけじゃないんじゃないかなと自分は思う。