選択肢は多い方がいいのか、それとも少ない方がいいのか。
短絡的に考えると、選択肢は多い方がいいとなる。選択肢の中でいいものとよくないものが入り混じるという前提の場合、選択肢が多い方がいいものがより多くなる、ということになるからだ。(当然よくないものも多くなる) 選択肢の中からいいものを選び出し、そこから選べばいい。選択肢が少なかったら、いいものが1つしかなかったり、そもそもない可能性だって考えられる。それはどうしても避けたい。
一方、選択肢の中にいいものの割合が多い、もしくはどれを選んでも大差がない場合、選択肢が多いと選ぶ手間だけが多くなるのに得られるリターンは適当に選んだ時とさほど変わらないということになる。それであれば、選択肢が少ない方がパッと選ぶことができて効率がいい。
現代人は毎日とても多くの選択をしなければならない。その選択の中で選択肢を少なくしてもいいものがあれば、積極的に幅を狭めるべきだと思う。間違っても、選択肢を誤ると酷い結果になるものの選択肢を減らさないように。