まだ自分の中でもやもやしている話だけど、もやもやを晴らすためにも文章にしてみる。

現代 (2023年) のWebは1990年代のそれと違ってリッチになったのは間違いない。だけど、コンテンツを享受するリーダーとしては申し分ないが、コンテンツを作成したり、編集したりするアプリケーションとしてはいろいろな面で不足しているなと思う。

不足していない部分としてまず感じるのは遅さ。ネイティブアプリケーションと比べて明らかに遅く、機敏な操作ができないことが多い。1GBぐらい大量のメモリを使う割にこれだけのパフォーマンスしか出ないのか、という気持ちになる。

もう一つはUIの不統一さ。WindowsでもmacOSでもある程度統一されたユーザインタフェースになっているのだが、Webにはそういうものがない。だから、Webアプリケーションごとに一から覚えなければならないし、それぞれのルールを理解しなければならない。そういう意味で新しいアプリケーションを使うたびに素人からスタートすることになってしまう。

もう人類はWebから離れられなくなっているけど、コンピュータの世界がすべてWebになる世界は (今のところ) 反対だ。