先日、ある無料で公開されているソフトウェアをダウンロードしようとした時の話。
ダウンロードするためには、その作者のWebサイトにアクセスして、そこから作者のそのソフトウェアに対する思いが長文で書かれたページを一番下まで進んでリンクをクリックしてから、これまた長い注意書きを読んで、さらに動作に対する説明を読んだ先にあるリンクをクリックしなければならなかった。2000年代にこういうWebサイトがいっぱいあったな、と感慨深くなった。面倒だなとかネガティブなことは感じずに、むしろこういうのが正しいんじゃないかと思った。
すっかり忘れてしまっていたのだけど、無料でソフトウェアを提供してくれている人には感謝しなければならない。コマンドやボタンで簡単にインストールして使えるようになっていると、作者への感謝をすることなく当たり前のように利用してしまう。これは便利だけどよくないんじゃないかな。
金銭を受け取ることなく、自分の時間やリソースを費やしてソフトウェアを作って無償で提供してくれる方には感謝しかない。これからはできる限り感謝を伝えるように努めていければと思った。